かごしま近代文学館企画展「恋した詩人・黒田三郎―詩集『ひとりの女に』―」

詩人・黒田三郎は、2019年2月26日で生誕100年を迎えます。
黒田は、3歳から20歳までを両親の故郷・鹿児島で過ごしました。中学校時代から詩作をはじめ、第七高等学校時代には詩誌「VOU」に参加し、詩人としての道のりを歩みはじめます。
1946（昭和21）年、日本放送協会（NHK）に入局した黒田は、そこで多菊光子と出会います。二人は愛し合い、さまざまな障壁を乗り越えて、1949（昭和24）年に結婚しました。
二人が結ばれるまでの間に、黒田は光子に捧げた詩を綴ります。1954（昭和29）年、この詩をまとめた黒田の初めての詩集『ひとりの女に』が昭森社から刊行されました。ひとりの愛する女性にあてた『ひとりの女に』は、詩壇の芥川賞ともいわれる第5回H氏賞を受賞し、「戦後における最もすぐれた恋愛詩集」（『日本の詩歌27　現代詩集』）とも呼ばれています。
本展では、黒田と光子の愛の軌跡を、二人が交わした往復書簡や当時の日記、黒田が愛する女性へ捧げた詩とともに辿ります。

イベント情報

開催日時	【イベントは終了いたしました】 2019年02月20日(水) ～ 2019年05月20日(月) 09:30～18:00 最終入館は17：30まで
会場	かごしま近代文学館　常設展示室2階
住所	鹿児島市城山町5-1
料金	かごしま近代文学館常設展示観覧料（大人300円、小・中学生150円）にてご覧いただけます。
お問い合わせ先	TEL　099-226-7771 メール　メールを送る URL　https://www.facebook.com/Kinmerukan/
リンク	かごしま近代文学館・かごしまメルヘン館

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