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ボク、かごまるがかごしまをぶらぶら♪
とっても気になったスポットをディープに紹介します。

気になるところをとことん
深掘りしちゃうワン!!

隼人の海沿いを車で走っていると、
目に飛び込んでくる摩訶不思議な光景。
通るたびに気になっている、
って人も多いのでは?

壁の向こうに壺畑!  
ここは「長命ヘルシン酢醸造」。
黒酢屋さんなのだ。
山の上には龍が見えるワン!
「巌龍神」、「岩龍神」、「隼人龍」、
「龍の神石( かせき) 」
… … 呼び名はいろいろあるみたい。

道路沿いには直売所もあるんだワン。
「健康にはアミノ酸」、
「黒酢の王様 神命酢」だって!

おばーちゃん。
ちょっと離れた場所には、
「おじいちゃん」の姿も。

島津斉彬。
その横は恵比寿様かな。
小脇に抱えているのは鯛じゃなくて黒酢。

西郷どん。
「仕事を趣味と思ったらこんな楽しいことはない」
だって。

「酢は万病の良薬なり」。
力強いタッチで描かれた龍は、今にも動き出しそう。

よーし、中に入ってみよう!
出迎えてくれたのは代表取締役の山下弘幸さん。
聞きたいこと、いっぱいあるワン!

かごまる

どうして、こうなったワン?

私の父(山下芳文さん、創業者で現在は会長)が「あそこに龍がいるよな」
と言ったのがはじまり。それで、何だかいろいろ作りだして、気がついたらこうなっていました。

岩元さん
かごまる

岩は自然のまま?

削ったりはしていません。自然の岩肌に色を塗ってあります。
それで、霧島神宮・明治神宮・北海道神宮から御霊を賜り、しっかりとお祀りすることにしたわけです。それが2000年11月のこと。

岩元さん
かごまる

龍神のまわりも参拝できるように整備されているワン。
けっこうお金もかかってそう……。

じつはそうでもないですよ。ほとんど自分たちで作っているので。
石を積んで、コンクリートを流し込んで……、たぶん業者にお願いしたら高くついたでしょうね。

岩元さん
かごまる

え、手作り!!

会社で重機も持っているので、自分たちでできることはしよう、って。
それに、父は昔から何でも自分でやりたがる人でしたから。
ちなみに、当社の商品にはハチミツも使われていますが、これは自家製です。養蜂も父が「自分でやる」といって始めたものなんです。

岩元さん
かごまる

黒酢というと福山が本場だワン。

私たちも福山の出身です。ここは日当たりがよくて、山からいい水も湧いています。
黒酢をつくるには最適で、こっちで酢の製造を始めたというわけです。もともとは500mくらい加治木寄りの場所で作っていました。
国道からいまも看板や建物が見えると思います。そこから工場をこっちに移して……
それが1993年のことですね。ここは採石場があった場所で、山のふもとを整地して壺を並べられるようにしました。

岩元さん
かごまる

壺がいっぱい並んでいるワン!

2000個くらいあります。昔ながらの製法で、じっくりと熟成させています。
うちの酢はアミノ酸の含有量がかなり多いんです。よかったら見学していってください。

岩元さん
かごまる

まずは黒酢づくりを見ていくワン!

壺の中には色づいた酢が入っている。
味見させてもらったワン!
酸っぱいけど、やわらかい口当たり。

でっかい甕だー! この中にも酢が入っているワン。
15年くらい熟成させているものもあるんだって。

商品は直売所で買える!
写真は3年熟成の「神命酢」、もろみ酢の「龍神酢」。
ほかに1年熟成の「玄米黒酢」や2年熟成の「長命酢」なども。
「ヘルシン」など飲みやすい黒酢ドリンクもあるワン。

アマン壺がずらりと並ぶ。
そして、見上げると龍神の姿。

入ってみると、まじめな黒酢屋さんだったワン!
でも、やっぱりなんとも不思議な場所なのだ。

そして、気になる気になる龍の待つ山へ。
……後編につづく!!

今回ご紹介したのは

長命ヘルシン酢醸造

[ 龍神参拝は自由(入場無料) 9:00~17:00 ]

さんでした!