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ボク、かごまるがかごしまをぶらぶら♪
とっても気になったスポットをディープに紹介します。

気になるところをとことん
深堀りしちゃうワン!!

出水市の国道沿いに、なんだか気になるもの。

「日本一の大鈴」だって!
箱﨑八幡神社にあるんだワン。
よーし、行ってみよう。

看板があるところの交差点から入って
ちょっと行くと鳥居があった!

参道を進むと見えてきた。
出迎えてくれたのは巨大な鶴。
そして、その奥には神門があり、
巨大な鈴がぶらさがっている!
「為せば成る(鳴る)大願成就の大鈴」だ。

うわぁ! 大きい!
高さ4m。重さは5tもあるんだって。
鈴には鶴の浮彫もあるワン。

大鈴の下に鈴がもうひとつ。
こっちは「撫鈴(なですず)」だって!
鈴を撫でながら祈願するらしい。

本殿に向かう途中に「くぐり鈴」。
願いを込めて通り抜けるべし!

奥に進むと立派な社殿。
お参りするワン!

ちなみに箱﨑八幡神社の由緒はこんな感じ。

神社の人がいる。こんにちは!
こちらは権禰宜ごんねぎの田上真由美さん。
神社のこと、鈴のこと
いろいろ聞いてみよう。

かごまる

大きな鈴があるのは、どうしてなんだワン?

1998年に神門を作ることになって、「何か日本一のものを入れよう」と。
言い出したのは名誉宮司(当時は宮司)です。私の父になります。
東京の浅草寺の雷門には大きな提灯がかかっていますよね。あんな感じをイメージしていたみたいです。
それで、入れるものは「邪気を払う鈴がいいだろう、日本一の大鈴にしよう」となったわけです。

田上さん
かごまる

「日本一」ってすごいワン!

名誉宮司には「地域を盛り上げたい」という思いもあったみたいです。
「出水を訪れる方が立ち寄れる名所を新しく作ろう」って。実際に、大鈴をつけてから団体旅行のコースにも入りましたね。
大鈴は青銅製で、金箔が貼ってあるんです。そして、出水の鶴の浮彫も入れました。
大鈴は滋賀県のほうで作って、ここまで運んできて……。
門に取り付けるのも20時間くらいかかりましたね。

田上さん
かごまる

大変だったんだワン。
ほかにも鈴があちこちに……。

名誉宮司がどんどん置いちゃったんですよ。
いきなり置かれて、私も「これ何?」って感じることがしばしばありましたけど……。
そこには「お詣りされた皆様に楽しんでほしい、幸せな気分で帰ってほしい」という思いがあるんですよ。

田上さん
かごまる

本当にいろいろあるワン!

楽しそうに写真を撮られている方が多くて、そんな様子をみていると私たちもうれしくなりますね。
境内の隅々まで、たっぷりとお参りしていってください。

田上さん
かごまる

あっちには、もっと大きな鈴がある!

「宝物鈴殿」というんです。神社所蔵の宝物を展示しています。
「日本一の大鈴はこっちのほう?」と聞かれることもありますが、こちらはあくまでも鈴の形をした建物です(笑)。
この前にはひな壇も置いてあって、記念撮影スポットにもなっていますよ。
そうそう、「日本一小さな鈴」も展示されているので、見ていってください。

田上さん

この神様は、何だろう?
鶴神様(つるかんさぁ)って言うんだって。

御祭神の一柱でもある
武内宿禰(たけのうちのすくね)が
鶴を抱いている姿なんだワン。
長寿の神様なんだって!
両脇には「撫鶴」と「撫亀」もいるぞ。

顔はめパネルもいろいろ。
記念にパチリ!

社殿の脇には箱﨑稲荷神社もある。
鳥居のトンネルをくぐって、
お稲荷さんにもお詣りしよう!

お守りや縁起物も種類が多いぞ。
鈴や鶴がデザインされているワン。
御朱印帳&御朱印帳袋もイイでしょ!

ここは何だろう?
甘酒が飲めるんだって!

甘酒をいただくワン!
地元産もち米をじっくりと発酵。
やさしい甘さが体に染み込む。
冬はHOT。夏は氷入りでいただく。

とにかく、見どころがいっぱい!
いろんな鈴があって、楽しく参拝できるワン。
ぜひ、寄ってみて!


今回ご紹介したのは
箱﨑八幡神社
さんでした!